山の話(首都圏から交通機関で行ける山入門編)

このブログは壁アドベントカレンダー2017の11日目のエントリです。

さて、二日前のエントリにおいて某氏が同名タイトルでやらかしていただき、私が着々と築いてきた山の話というタイトルを見れば安定して山の話が読めるという信頼を見事に崩していただきました。ただ、このような苦しい状況において淡々と地道に真面目な活動を続けることこそ真のイノベーションにつながると信じ、今回はタイトルにあるとおり、山登りに興味があるけど、どこから始めたらいいかわからないとう方のために、首都圏から公共交通機関でいける初心者でも安心の山を紹介したいと思います。


1. 高尾山

ベタベタなのですが、まずは最初に登る山として高尾山をお勧めします!なぜならば、高尾山を登ることにより自分が山登りを楽しめそうかを確認できたり、次にどこに登ろうかという目安が測れるためです。近年高尾山はチュートリアル山と呼ばれております[1]。

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高尾山には頂上に行くために様々なコースがありますが、僕は断然6号路をお勧めします。もっとも人気の1号路や、展望のある稲荷山コースなどがありますが、6号路は自然豊かであり非日常感を手軽に味わうことができます。ただ、足場は舗装されていないため、せめて運動靴で行くことをお勧めします。登る時間は約60分です。

さて、最初に高尾山をお勧めする理由として、最初に登ってみて余裕だった時にそこからさらに奥に足を伸ばせることがあります。高尾山から30分奥に行けば富士山を望める一丁平があり[2]、さらに30分いけば小仏城山の山頂までいけます[3]。

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さらにお勧めな理由としては、帰りに疲れたら登山電車やリフトで下山できることです。高尾山の山道で買ったお団子やアイスを食べながら、優雅にリフトで降りるのも気持ち良いと思います。

2. 大山

さてさて、高尾山を登った感じ、まだ余裕がある方には丹沢山系である大山をお勧めしたいと思います。大山は、小田急伊勢原駅からバスで20-30分程度でいくことのできる非常に人気のある山です。信仰対象の山であるため、登山口と山頂両方に神社あるパワースポットでもあります。また、バスを降りたところから登山口までを繋ぐ登山電車もあるため、体力に不安のある方は利用することをお勧めします(歩くと30分くらいです)。また、登山道のある下社から山頂までは90分くらいです。[4]


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山頂からの展望はとても良く。晴れていれば江ノ島なども見えるかもしれません。神社もあるのでぜひお参りしていきましょう。また、人気の山であるため山頂には人がとても多く賑わっています[5]。売店もあるので安心ですね。


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なんだかんだで今年は3回も大山に登ってしまった。

3. 陣馬山

こちらは高尾山系の山なのですが、登山口は高尾駅からバスで45分ほどの陣馬高原下から登ることになる山です。コースタイムは100分ほどですが、途中で急登がありなかなか登りごたえがある山に感じるかもしれません。さて、陣馬山といえばなんといっても山頂のオブジェが有名ですね[6]。山頂では名物の山菜そばを食べるのはいかがでしょうか。


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さてさて、本エントリで高尾山と陣馬山を紹介しましたが、この間の山々を縦走するコースは非常に有名で、夏の本格的な登山シーズンに向けてのトレーニングにも利用されてます[7]。20kg越えのコースですが、脱初心者に向けて挑戦してみるのはいかがでしょうか。(ただ。この縦走コースを達成できなくても安全に十分楽しめる夏の高山は沢山あります。それは次の機会に)


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4. 金時山

さて最後に紹介するのは最高の富士山を見ることができる金時山です。静岡県と神奈川県の県境にある山であるため、少し遠いですが、個人的なお勧めは朝にバスタ新宿から出ている小田急の高速バス 箱根戦を使い、登山口のある乙女峠まで行くことです。乙女峠の時点で素晴らしい富士山が待っていてくれるのですが、90分の登山道を行くとさらに圧巻な富士山を観ることができます[8]。山頂に二軒、茶屋があるのでそこで食事をしつつ、なぜ富士山が日本を象徴する山となったかを考えるのもいいかもしれません。


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さて、少しでも山に興味を持っていただけたでしょうか。もし興味が湧いたならば、本エントリは拙い記憶とTwitterのみから書いた記事であるため、万全な登山計画で登山を楽しんでくださいね!それでは、ハッピー登山ライフを!